大学を卒業して30年間ほど、「教える」ということに携わって来ました。
どれくらいしっかりと教えられたかわかりませんが、
10数年前から疑問を持つようになりました。
なぜ、同じように教えても理解のしやすさが違うのか。
たくさんの要因があってこれとは決められませんが、
一つの答えが見えまて来たのが、10年前のことです。
たまたま、隣町の標津町の図書館で見つけた本。
「本当の国語力」という直井明子さんが書いた本でした。
国語という教科は、私が教えている教科ではなかったので、
教え方もわからなく、学校任せにしていました。
しかし、この本を読むと国語の大切さがわかりました。
特に小学生の時に国語の力が付いているかどうかが中学以降の
学習に大きな影響があるのです。
この本を読んでから国語の指導を始めたのですが、
国語と学力には大きな関係があると実感するようになりました。
国語力・読解力の違いが理解力につながっているようです。
続きは、次のブログで書きます。
2019年07月11日
2019年07月03日
中標津高校 学級減 2021年度から
先月4日に北海道教育委員会が公表した公立校配置計画案によると
2021年度から中標津高校の商業科と事務情報科が統合されて
総合ビジネス科になります。
これまで、中標津高校は、
普通科4クラス、商業科1クラス、事務情報科1クラスでしたので、
全体として学年6クラスから1クラス減って、5クラスになります。
1クラス40人ですから、
全体として募集人数が40人減ることになります。
学習指導の面から考えても、生徒の生活のしやすさから考えても、
1クラス30人程度にして
募集人数は減らさないほうがいいと思いますが、
教育に予算を十分に取れない今の日本では
1クラス30人が実現されるのはまだまだ遠い未来のことなのでしょう。
2021年度から中標津高校の商業科と事務情報科が統合されて
総合ビジネス科になります。
これまで、中標津高校は、
普通科4クラス、商業科1クラス、事務情報科1クラスでしたので、
全体として学年6クラスから1クラス減って、5クラスになります。
1クラス40人ですから、
全体として募集人数が40人減ることになります。
学習指導の面から考えても、生徒の生活のしやすさから考えても、
1クラス30人程度にして
募集人数は減らさないほうがいいと思いますが、
教育に予算を十分に取れない今の日本では
1クラス30人が実現されるのはまだまだ遠い未来のことなのでしょう。
北海道公立高校入試 裁量問題廃止
道立高校の入試で採用されていた裁量問題が2022年度の入試からなくなることになりました。
裁量問題とは、標準問題の国語、数学、英語の問題の一部を差し替えて解答するものです。
特に進学校では、標準問題では点差がつかないので合否の判定が難しいということを理由に
2009年3月の高校入試から裁量問題が出題されるようになっていました。
裁量問題は基礎的な問題を応用問題に置き換えて解くものです。
釧路管内、根室管内の高校では釧路湖陵、釧路江南、根室高校が採用しています。
2022年度入試からはすべて同じ問題を解答することになります。
これは、2020年度から始まる新学習指導要領に伴うもので、
2021年度入試から始まる大学入学共通テストによって
試験の内容が大きく変わるということは、これまで何回か書いて来た通りです。
高校入試もそれに合わせて、思考力重視の内容へと変わります。
変更点は、試験時間が45分から60分へ、
点数が60点満点から100点満点へと変わります。
思考力重視ということですから、
文章や資料を読み取る問題が多くなることが考えられます。
裁量問題とは、標準問題の国語、数学、英語の問題の一部を差し替えて解答するものです。
特に進学校では、標準問題では点差がつかないので合否の判定が難しいということを理由に
2009年3月の高校入試から裁量問題が出題されるようになっていました。
裁量問題は基礎的な問題を応用問題に置き換えて解くものです。
釧路管内、根室管内の高校では釧路湖陵、釧路江南、根室高校が採用しています。
2022年度入試からはすべて同じ問題を解答することになります。
これは、2020年度から始まる新学習指導要領に伴うもので、
2021年度入試から始まる大学入学共通テストによって
試験の内容が大きく変わるということは、これまで何回か書いて来た通りです。
高校入試もそれに合わせて、思考力重視の内容へと変わります。
変更点は、試験時間が45分から60分へ、
点数が60点満点から100点満点へと変わります。
思考力重視ということですから、
文章や資料を読み取る問題が多くなることが考えられます。